
日本の試験場のようなところモータービークルがマンハッタンのダウンタウンにあり、様子をみるために出かけた。大きなところで窓口にいくつもの列ができていた。僕は質問をしようとなんだか分からない用紙にインターナショナルドライバーズライセンスの番号などを書き込んでひとつの列に並んでいた。だんだん窓口に近づいてもう少しもう少しと思っていたら、そのまま試験会場に送り込まれてしまった。
状況を理解できない、あっという間に試験が始まって、頭が真っ白なまま呆然としていたら、隣の人が「どうしたのか」と聞いてきた。僕はとっさに英語が読めないと言った。途中から彼の答えを見て試験は終わった。僕もスパニッシュの彼も落ちた。
無駄な時間を使わせないおおらかな国である。
ぼくのニューヨーク 簡略編、 NYに惹かれる若いひとのために。
柴田一佐衛門 略歴
ゆめみる織部工房群
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