2011年2月28日月曜日

工房の景色

茶碗のシルエットはもぐさ土で制作した熊川茶碗です。熊川は” こもがい ”と読み、高麗茶碗の一種です。桃山時代に朝鮮半島の南東の熊川港より積荷が出されていたので、そう呼ばれるようになりました。

2011年2月27日日曜日

2000年のころ



インスタレーションの写真を探していたら、いろいろ昔の写真が出てきてなつかしかった。
2000年の頃、10年ぐらい前、こんな風だったんだ、と思う。

念のために、これは Ichizaemon に言い聞かせています。



ゆめみる織部工房群

2011年2月26日土曜日

インスタレーション

制作中の Ichizaemon


先日のブログにのせたインスタレーション『記憶の中に存在することのできる思考の場』その制作現場です。
作品の大きさを伝えたく写真を探し出しました。

作品が保存してあるので Ichizaemon 工房でこのインスタレーションをもう一度セットアップしてみたいです 。




ゆめみる織部工房群

2011年2月24日木曜日

雪村の水墨画

雪村の水墨画を見てインスパイアーされた。茶盌と雪村が重なって見えてきて、明らかに茶盌の奥行きと雪村の絵の深みが私の中で同時進行して茶盌の中に私自身が潜り込みだした。

なぜか、雪村の水墨画だけが心の眼に焼き付いて茶盌に投影される。


・・・そして 「茶盌雪村」の誕生。



2011年2月23日水曜日

岐阜TV収録

本日、岐阜TVの番組収録がありました。
織部工房群の Ichizaemon 工房の紹介ができました。番組の内容は後日のブログに載せます。


ゆめみる織部工房群

2011年2月20日日曜日

伊勢神宮大宮司

本日、伊勢神宮大宮司 鷹司尚武樣に不思議なご縁でお会いすることができました。
毎年千にも及ぶ神宮行事を行われ、式年遷宮を2013年に控えて多忙な日々をお過ごしです。
いろいろお話をお聞きするうちに、鷹司さまのご先祖樣が岐阜県の岩村城主とのかかわりが深いとのことで、今後、もっと岐阜県を応援していきたいと、もったいないお言葉をいただきました。


重ねてもったいなくも、多くのみなさまのお力添えにより、わたくしの一碗を献納することが決まりました。

ゆめみる織部工房群

2011年2月14日月曜日

『思考の場』の創造





インスタレーション・『記憶の中に存在することのできる思考の場』
ニューヨークから日本に戻ってきたばかりの1993年、京都ホテル、アネックスの一階にあるギャラリーでの Ichizaemon の個展です。ギャラリーの黒っぽく見えているところ、天井と床は鉛。しろく繭のような彫刻は石膏(H250cm)で制作、床の三角の部分は水が張ってあり彫刻が映っている。
織部工房群の目的の一つは『思考の場』の創造で、その頃からの課題でもある。

ゆめみる織部工房群

2011年2月13日日曜日

下呂温泉の魅力

 噴泉池は下呂温泉のシンボル、河原にある露天風呂
久しぶりに温泉に入り、下呂特有のヌルヌルしたお湯が体を癒した。

下呂温泉(げろおんせん)の歴史は平安時代までさかのぼる。温泉が湧出したのが天神さんで有名な菅原道真のころだから驚く。
泉質はアルカリ性単純温泉。街には無料の足湯があり温泉町の情緒に溢れている。
岐阜県下呂市にある温泉で飛騨高山にも近く、今回、多治見のIchizaemon工房から車で1時間50分で着いた。
林羅山を有馬・草津とともに「日本三名泉」といわせた名湯である。

リンク  下呂温泉観光協会
・・・・・ホテルくさかべアルメリア


ゆめみる織部工房群

2011年2月12日土曜日

企画会議

下呂温泉の ホテルくさかべアルメリア 日下部夫妻、友人の河内夫妻とわたしども夫婦で今後のIchizaemon工房の企画会議ができました(岐阜県下呂市にて)。
食とうつわ、多治見と下呂、いろいろな事を今までと少し視角をかえて話し合い、時間を忘れて、みんな気がつけば、夜中の1時になっていました。

お風呂にゆっくりと入れなかったのは・・・・・・・ざんねん。

ゆめみる織部工房群

インターネット ホームページを見る。

『Firefox』、『Chrome』で、” ゆめみる織部工房群 ”を見ていただきたく思います。Internet Explorerでは表示の詳細の指定ができません。

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Chrome        http://www.google.co.jp/chrome/

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2011年2月11日金曜日

岐阜県上海事務所 土田氏

岐阜県上海事務所 土田氏の工房訪問がありました。
以前より、中国上海の情報で大変お世話になっており、今回、華僑協会会長庄氏と三者会談ができました。中国の習慣、考え方など楽しい話題のひとときで、例えば、中国では親しい人におみやげ、贈り物をするときは、心を込めてできる限りの高価なものを贈るとのこと。物の価値が低いときはもらった方がかなりショックを感じるらしいことなど、日本人と考え方が違っていて面白いですね。


ゆめみる織部工房群

2011年2月10日木曜日

滝呂窯業の歴史

滝呂地区における窯業の起源は、多治見市が発掘調査した日陰窯跡より、陶片が多数出土し、400年以上前のものと推定され、当時より、窯業が盛んに行わ れ、今日の基礎となっている。また、現存する古文献によれば、寛政5年、滝呂郷の者が京都聖護院の宮様へ、水差しを献上して、『 滝呂焼 』の銘を賜ったとの記述 があり、当時より、滝呂地区の窯業は、繁栄していたと推察される。
滝呂工業組合ホームページから )

ゆめみる織部工房群

2011年2月8日火曜日

空き家になる可能性のある家、80軒。

滝呂地区は室町時代から陶器を焼いてきた狭い盆地である。明治の頃から洋食器の生産を先駆けて始め昭和にかけてずいぶんと活気に湧いた時代を過ごしてきた。一時期は狭い中にも二つの銭湯があり、若い工員さんたちで街は賑やかであった。
そんなところだが、現在では空き家がどんどん増えており、また高齢化による一人暮らしの老人も多く、近い内に空き家が80件にもなると聞く。古くからの陶器屋の中には大きな屋敷も現存しており、おおいにまちづくりの可能性を感じている。
今はお世辞にも魅力があるとは言えない街だが、なにか一つのキッカケで様変わりできると信じている。

ゆめみる織部工房群

2011年2月7日月曜日

サロン構築

スペシャリスト杉山氏と会議を開くことができた。
 サロンについて話し合った。
大垣のソフトピアでは ” Iphone ”  ” タブレットPC ”の ガジェット、ソフトなどの開発で、一次は火が消えたようになっていたIT産業が活気に満ちてきているようである。そんな中、IT関連のサロンが盛んに開かれているらしい。ここはひとつのサロンの良いサンプルとして学ばせてもらい、織部工房群としても近いうちに、多治見の新しい、多治見らしいサロンのプロジェクトをスタートする準備に取り組むことにした。
若い人の勉強と協力の場としてサロンが大きな影響をもって受け入れられ、まちづくりに貢献できたらうれしい。


セラミックパーク(岐阜県現代陶芸美術館)の「レストラン クレイ」でサンドイッチセットを食べながら語り合った。850円でゆっくりと上品な時を過ごすことができる。多治見で陶器を見てお食事をとりたい方にはおすすめである。

ゆめみる織部工房群

2011年2月6日日曜日

東京 / 織部工房群との協力関係

三澤さん(女子美術大学助手)の仲間の皆さんから、最近の、まちづくりに関する情報をいただきました。自分たちの足で、できる限りみてリサーチをしていることに感謝します。
これからこのグループと東京 / 織部工房群との協力関係を築いて行きたいと思っています。

AKI-OKA ARTISAN:ジェイアール東日本都市開発 http://www.jrtk.jp/2k540/
Arts Chiyoda:アーツ千代田3331:3331 ARTS CYD http://www.3331.jp/
ファッション、デザイン起業者向け創業支援「台東デザイナーズビレッジ」:http://www.designers-village.com/
Art project / Building / Community:ミサワクラス  http://gs.tuad.ac.jp/misawa/index.html
Rコモンズ ヤマガタ|R:COMMONS YAMAGATA  http://r-commons.com/
山形まなび館・MONO SCHOOL http://www.y-manabikan.com/index.html
 

2011年2月3日木曜日

資料提出

平成22年度多治見まちづくり補助の途中経過資料の提出をしてきました。
まちづくりを始める前に思い描いた構想は、多くの方々に会い、ご意見、ご指導、そして自分の体験を経て、今後柔軟に対応していきます。多治見市民文化課もまちづくりに関して、今までの経験からも、「時間がかかること」、「諦めないこと」を言われ、温かく応援していただけることに、また励まされてきました。
若い人に、夢があって、意欲的になれて、大きな可能性のあるプランをどんどんぶつけていきたいと思います。

ゆめみる織部工房群

2011年2月2日水曜日

異空間





オレンジ色が補助金で作ったところです。まだまだ完成とは言えませんが、ちょっとした異空間が出現してきました。

ゆめみる織部工房群

2011年2月1日火曜日

NY会

本日、名古屋でニューヨーク会に参加した。メンバーのCBC社長、可児市新市長ともに身近な話題についてお聞きすることができた。
織部工房群については若手の作家の育成とともに、茶道、一服のお茶を通して多くのリーダーの方々が刀を下ろして自由に論議し夢を実現していける”思考の場”を創造できたならこのプロジェクトの存在の意味が出てくると伝えた。垣根を取り払ってこの行き詰まった現状から抜け出すことができるサロンが出来ないかと多方面でリンクさせながら語り続けている。
街づくりの第一歩はどこから生まれいずるか、ぼくは何もわからない、ただ、ただ、行脚している。
世界に誇ることができるおりべストリートを夢見ている。

ゆめみる織部工房群