2010年6月29日火曜日

日本庭園のようなギャラリー

二つのギャラリーを計画している。その一つが 日本庭園のようなギャラリーである。

浄化された何十年も経過した静かな日本庭園のなかで、植物が互いを尊重しながらも美しいバランスの安定を得た環境を築いた絶妙の夢の空間は今回の織部工房群の僕の目標の一つである。作品の庭、神の創造したもうた自然に習い挑戦するには余程の能力を有した若者の才能の集積がなにより必要である。このプロジェクトを実行するにも、とにかく今しなければいけないことはサポーターを世界中から探し出すことである。
少しの援助でサポーターが楽しめ、助ける喜びをも持つことができるプランを出して協力を要請お願いしていきたい。

ゆめみる織部工房群

2010年6月28日月曜日

目黒区美術館「小堀宗慶展」すばらし。


小堀宗慶展に出かけた。宗匠お好の茶陶が勢揃い。重要文化財「喜左衛門」、青井戸「柴田」、小井戸「六地蔵」、蕎麦茶碗「花曇」、青磁「馬蝗絆」、茶入「初花」・・・・これだけの名品が一堂に揃うことはめったにない。1時間ほど見学し、一階の立礼席でお茶を一服、正客でいただく。まだ未練が残り、もう一度茶碗を見て会場を後にした。
東京で大活躍の遠州流師範 戸川宗彬女史に会えたこともうれしい。
目黒区美術館「小堀宗慶展」すばらし。

本日の織部工房群
市民文化課の中筬さん、加藤さんの工房視察。

2010年6月27日日曜日

もったいない夜、うれしい夜


ウィープロジェクトの白石社長に赤坂の津やまに連れていってもらいました。もったいない夜、さすがに赤坂、美味しい物を次から次といただきました。若鮎も外で炭で焼いていてこだわりの店です。今後のたのしい計画を語り合うことができたうれしい夜になりました。
写真は白石社長、大原さん、津やま若旦那と若女将、一佐衛門。

ゆめみる織部工房群

2010年6月24日木曜日

感動したい。01

Picture NASA
2万6千光年ほど離れたところにある星の数々。

ゆめみる織部工房群

2010年6月23日水曜日

遠州茶道宗家理事

理事の坂倉女史の訪問がありました。今後、多方面でご協力していただける頼もしい方です。

ゆめみる織部工房群

2010年6月22日火曜日

女性のための部屋を作ります。

工房内西側に女性のための部屋を作ります。街づくりに欠かせない食文化を勉強するサークルができたらと期待しています。いま、女性の力を借りないでできることは有りません。たのしく、おいしく、夢は大きく、デパ地下進出まで思いは羽ばたきます。
 写真は現在の西側のようす。      ゆめみる織部工房群


2010年6月21日月曜日

カップ&ソーサーミュージアム構想のために


三輪芳明氏、岐阜県関市で美術商「アンティークあん」を開いている。カップ&ソーサーのコレクションを見にでかけた。
 座ると、マイセンでカフェのもてなし。美しいカップをいくつも見せてもらう。驚いたのは七宝のものすごくいいものをお持ちであること、これは ”たまらん” 目を見開いた。
何でもそうだが機械化が進みどんどん手作業の技術が失われていく。残念だが仕方がない。それらの七宝も現代ではできるかどうかと、ふと頭をよぎった。
話をしているうちに、絶滅種淡水魚「ウシモツゴ」の保護活動のことになり、先日、天皇陛下が岐阜県にお出ましになられたときに、この保護活動で陛下の前でお話をする機会があったいう。
美につながるいろいろな分野で才能のある三輪氏である。

ゆめみる織部工房群

2010年6月20日日曜日

第一回織部工房群実行委員会



第一回織部工房群実行委員会が開かれた。平成22年度の事業計画など多くの案についての話し合いができた。まだまだ詰めていかなければいけないことが多い。


写真 Ichizaemon工房内にて

ゆめみる織部工房群

2010年6月18日金曜日

名古屋芸術大学吉川正道氏

名古屋芸術大学陶芸教授、吉川正道氏を訪ねた。
人と人との出会いを大切にされ、地球上を飛び回っている。吉川氏は数十年前からアーティスト イン レジデンスも試み、熱い思いがあればどんなことも必ず実現できると多くのご経験を語られた。この出合が美濃と常滑、二つの日本の文化拠点の交流の出発点になっていくことを望んでいる。
エネルギー満ちた人との出会いは、なによりもうれしい。

ゆめみる織部工房群

2010年6月16日水曜日

今、感動したい

谷松屋戸田商店  ©

紅心小堀宗慶展「創作と審美眼の世界」が目黒美術館で開かれている。小井戸茶碗 銘「六地蔵」は美しい。

「眼の力 夢の美術館」
谷松屋  戸田鍾之助 
           戸田博 著

これほど魅力的な写真を載せてある本は少ない。


ゆめみる織部工房群


2010年6月15日火曜日

スワン image

Ichizaemon©

20代のはじめから最近まで、ずーとスワンのイメージを追求してきた。地上最高と思われる優雅で有機的な曲線の組み合わせで組み立てられた形に魅力を感じ、あきることはなかった。30年以上続いた。

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今日は窯を焼いた。小堀遠州の七窯の一つ、高取茶碗の研究。


ゆめみる織部工房群

2010年6月14日月曜日

滝呂工業組合新理事長

滝呂工業組合新理事長、轟製陶の柴田宗一郎氏に工房を見ていただいた。轟製陶工場周りには多くの陶彫などが飾って有り、美に造詣も深い。滝呂にある陶彩の径についても「陶器の町らしく、もっと作品を展示し、観光客にも喜んでもらいたい」と言われる。
滝呂オリベストリート構想になくてはならない人である。

織部工房群、滝呂工業組合と共に全力で頑張っていきます。


ゆめみる織部工房群

2010年6月12日土曜日

ぼくのニューヨーク 簡略編 8 自動車の免許

ニューヨークにきて1年半程経ったころ、僕たちは車が欲しくなってきた。まず免許をとることだと話し合い、調べたらインターナショナルドライバーズライセンスを持っていたので学科試験だけ受ければ良いことがわかった。
日本の試験場のようなところモータービークルがマンハッタンのダウンタウンにあり、様子をみるために出かけた。大きなところで窓口にいくつもの列ができていた。僕は質問をしようとなんだか分からない用紙にインターナショナルドライバーズライセンスの番号などを書き込んでひとつの列に並んでいた。だんだん窓口に近づいてもう少しもう少しと思っていたら、そのまま試験会場に送り込まれてしまった。
状況を理解できない、あっという間に試験が始まって、頭が真っ白なまま呆然としていたら、隣の人が「どうしたのか」と聞いてきた。僕はとっさに英語が読めないと言った。途中から彼の答えを見て試験は終わった。僕もスパニッシュの彼も落ちた。

 無駄な時間を使わせないおおらかな国である。

ぼくのニューヨーク 簡略編、 NYに惹かれる若いひとのために。

柴田一佐衛門 略歴 

 
ゆめみる織部工房群

2010年6月11日金曜日

週間NY生活





友人がニューヨークで発行している新聞です。左の画像をクリックして週間NY生活のサイトに移動、「シンプル版で読む」を選択してみてください。
No.305・2010年6月12日





ゆめみる織部工房群




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本日の織部工房群
工房内清掃 / ブログのデザインの 変更
ブラウザ Internet Explorerで見ると画面のズレが出るようです。ブラウザ Firefox もしくは Google Chrome をダウンロードしてみてください。


2010年6月10日木曜日

コーディネーター長谷川善一氏

岐阜県産業経済振興センターのコーディネーター長谷川善一氏が織部工房群の視察に来られた。愛知県立芸術大学卒の長谷川氏は県(職員)の中でも稀有な存在である。工房から茶室まで見学され、観光化についての可能性を語られた。
また不動窯の 話も興味深く、不動窯とはたがいに美濃焼の魅力づくりに協力していける関係になっていきたい。実は不動窯の籠橋婦人には大変お世話になっており足を向けてはねられない方である。

写真はIchizaemonの作陶場にて語られる長谷川氏。

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本日の織部工房群
全国の陶芸コースのある学校、研究施設などのリスト作成。

ゆめみる織部工房群

2010年6月9日水曜日

紅心小堀宗慶展「創作と審美眼の世界」


本日の織部工房群 多目的ステージ建設のための清掃と工房内の水洗い。

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夜 PM6:00
名古屋にて茶道遠州流家元小堀宗実氏に指導を受ける。
紅心小堀宗慶展「創作と審美眼の世界」が目黒美術館で開かれている。小井戸茶碗銘「六地蔵」は美しい。

ゆめみる織部工房群

2010年6月8日火曜日

本日のお客さま


バスクリンのNew Yorkツムラの元社長の津村氏と友人の常田ご夫妻が観光でロクロ体験に来られた。織部工房群若い陶芸家サポートプログラムにお二人参加いただくことになり、また東京でこの活動の協力を知り合いから広めていただけると言われた。
けして甘やかしていくつもりはない。若い陶芸家が一時期でもいい、集中して、自分の能力を出しきってチャレンジ出来る環境を作っていきたい。
そこから始まる。

ゆめみる織部工房群

2010年6月7日月曜日

多治見市意匠研究所 竹内克所長


多治見市意匠研究所の所長、竹内氏を訪ねた。多くの卒業生のなかで多治見近辺に300人ほどの陶芸家が現在作陶をしているとのこと。これはすごいことである。様々な地域出身の作家たちだがやはりこの地は陶芸をする上で便利なところなので多くが残り住みつくとのこと。「目に見えづらく、数字に出にくいかくれた経済効果がある」と竹内氏はいう。その通りだと思う。
今後の織部工房群とよい関係が築いていけたら本当にうれしい。
写真は意匠研究所玄関

ゆめみる織部工房群
織部工房群 本日のお客さま

西浦庭園保存会の会員のみなさまに工房を見ていただきました。若い陶芸家支援の大切さをお伝えしました。応援して下さる方々の輪が広がっていくことがなによりの活力です。

写真はガラステーブルの間。
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本日の織部工房群
工房内の片付け清掃。

ゆめみる織部工房群

2010年6月4日金曜日

綺麗なものが生まれるまち


まちづくりについて、もう一度良く考えてみる必要がある。
美濃焼の窯の火を消さないように、まちづくりをすると言うことは、ただ魅力的な街を造ることではない、目標は綺麗なものが生まれるまちを作っていくことである。
植物が環境に準じて咲くべき花が自然に決まり生まれ育つように、たぶん人も同じように環境に調和した考え、アイデア、創造しか自然に生まれ出てこない。豪華とか、質素とかそんなことは関係ない。浄化された綺麗なものが生まれでる街で若い作家が制作し活動している、そんな夢みる。

写真 一佐衛門茶室前

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本日の織部工房群
多目的ステージ設置のための工房内清掃。

ゆめみる織部工房群

2010年6月3日木曜日

第一回 織部工房群実行委員会

織部工房群実行委員会の皆様

第一回 織部工房群実行委員会のおしらせ

拝啓青葉の候、会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご支援を賜り、誠に有難うございます。
さて、この度多治見市市民文化課まちづくり補助により小型(0.2立米)の窯2基を設置することができました。このタイミングで皆様にご見学をかねて第一回 織部工房群実行委員会を開催する運びになりました。
つきましては、ご多用中誠に恐縮ではございますが、是非ともご参加いただきたくお願い申し上げます。
敬具



・日 時 平成22年6月19日(土曜日) 10時~11時
・場 所 Ichizaemon工房(カネハン製陶所内)
〒507-0813 岐阜県多治見市滝呂町3-116


ゆめみる織部工房群

本日の織部工房群。

岐阜県産業経済振興センターのコーディネーター志智氏による織部工房群の運営指導。若手陶芸作家支援についての考えを聞くことができた。公私共に援助をしていただいている。

ゆめみる織部工房群

2010年6月2日水曜日

窯の空焚き

今日から窯の空焚きを始めた。窯の中に積んであるレンガは湿気を多く含んでおり、また接着剤も乾ききっていないので400℃くらいで2~3回空焚きをして、それから素焼き(700℃前後)をする。徐々に温度を上げて本焼成(1200℃前後)にはいていく。自動車が少しづつ回転数を上げて慣らし運転をした方がいいように、温度を上げていくと窯も長持ちする。ガスはブタン。冬はガスが液化しやすいのでプロパンを混合する。

ゆめみる織部工房群

2010年6月1日火曜日

蘆聚茶会

蘆聚茶会
主催 粟和田榮一、樂吉左衞門
席主 戸田博
会場 佐川美術館 樂吉左衞門館


蘆聚茶会が佐川美術館で開かれた。
ある時間帯、大きな佐川美術館を6名でゆっくりと過ごすことができ、特別展竹久夢二もうつくしく、信じられないくらい優雅なもったいない時を経験させていただいた。写真下は樂吉左衞門氏設計の薄茶席(俯仰軒)


ゆめみる織部工房群