2010年3月18日木曜日

ぼくのニューヨーク 簡略編 2 日本クラブ時代。

どんな時でもそうだが、はじまりほどエキサイティングな時はない。だから、楽しくても苦しくても常に自分を信じてつねにチャレンジしたい。
前回の続き
二人で、クラブ誌を作るので企画は自由に提案できた。マンハッタンの紹介をするページを担当した。それで1年以上、ほぼ毎日カメラを持って外に出かけた。
ゴールドで作品をつくるという、曖昧な目的でNYにきて、この仕事は自分の目標を探すのにうってつけだった。美術館巡り、チャイナタウン、アスレチッククラブ・・・・毎月、歩きまわった。
ある月、ソーホー(アーティストが多く集まっている地区)の取材をしているとき、一軒のギャラリーの前で足が止まった。ベトナム戦争のころヒッピーが粗雑で大雑把なアクセサリーを付けていたが、時が過ぎ、洗練されたアーティストが出てきて、そんな店だった。
感動した。  アートジュエリーの登竜門「アートウエアー」。その瞬間にアメリカでのチャレンジは決まった。

ぼくのニューヨーク 簡略編、 NYに惹かれる若いひとのために。
柴田一佐衛門 略歴 


ゆめみる織部工房群

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