昨夜、茶道遠州流のお家元、小堀宗実氏と会食ができた。
織部の弟子である、流祖小堀遠州(1579-1649)から数えて13代目の家元である。
日経新聞の「私の履歴書」に12代目の宗匠、小堀宗慶氏がロシアの捕虜として大変な苦労をされた話しを読まれた方も多く、今、ますます、注目を浴びている流派である。
遠州流は綺麗さびの茶である。枯、さびなどに、綺麗という、美のエッセンスが加わっており、現代の生活に違和感なく受け入れやすいスタイルだ。わたしは幸運なことに当代家元に陶芸の指導を受けるようになり、どれほど勉強になったかしれない。ニューヨークの10年の体験も綺麗さびに向いていたのかもしれない。会食をしながらの、今後のデザインの話は、楽しくも緊張のときである。
この秋、遠州流、銀閣寺茶会をひらかれます。
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